好きな事だから、シンドイって言えなかった。
お久しぶりのブログ。
今日は、事務作業をしてみたり
試作してみたり
ちょびっと買い物してみたり、
お店の掃除をしてみたり。
気持ち的にゆったりのんびりです。
と言うのも、ここ数日で
飲み込んでいた言葉を吐き出せたから
ずっと苦しかったのが解放されました。
お店を始めてとっても嬉しいのに
とってもしんどかった。
色んなことを同時進行で
進めないといけないし
色んなことを考えないといけないし
次の仕込みがやってくるし
私はパニックだったんですね。
落ち着いて考えたいのに
止まれなくて焦っていて
みんなの期待に応えたくて
上手くいきたくて
自分の好きなことに
みんなが助けてくれたから
自分の夢を叶えられたのに
自分が頑張らないんでどうするんだ。
次の支払いもあるよ。
最初が肝心だよ。
ひとみがどうしたいか言わないと
助けたい人達も助けられないよ。
って言われても
どうしたいかが分からなかった。
お店を始める前に作った事業計画書。
1日の売上がいくらで、
これくらいの商品を置いてって
ワクワクして作ったのに
その計画の10%もうまく行ってない気がして
ちゃんと考えないからこうなるんだって
頑張りが足りないんだって思った。
そして、自分の能力の無さに
がっかりしたり
能力があると思ってた自分も情けなかったり。
好きなこと始めたのに、シンドイ。
もっと楽しく出来ると思ってたのに
いっぱい、いっぱいでパニックで
まだ始めたばっかりだから
分からなくて当然だよって
ずっと鼓舞してて
「シンドイ」って言葉が吐き出せないまま
全部飲み込んでいたんです。
でね、ここ数日
あつしさんとの関係も
ギクシャクしてて。
私は、この「シンドイ」気持ちを
あつしさんにも言えなかったわけ。
なぜかというと
「でも、今頑張りどきじゃない?」
「でも、お店始まっちゃたしね」
って
そんなこと言っても仕方ないよ
と言われると思っていたから。
でも、雰囲気も悪いし
私の我慢も限界で
自分が思ってる事を昨日
泣きながら全部話した。
もっと出来ると思ってたし
もっと頑張りたいけど
もうどうして良いか分からないって。
そしたら、全部聞いてくれて
彼の思ってたことも言ってくれて。
材料費が100円だとして、300円で売ったとしたら、この差額の200円ってひとみさんに払ってると俺は思ってるよ。他に安いお菓子なんていくらでもあるのに、わざわざお店に来て買ってくれる。オープンの日だって、みんな何千円も買ってくれて、このお金を他の物に充てることだって出来るのに、ひとみさんのケーキに払ってくれて、有り難すぎて、会計のたびに泣きそうだったよ。
ひとみさんのお店だから、あのお店はひとみさんの分身だと思ってるよ。
ディスプレイがうまくできないとか、ごちゃごちゃしてるとか、道具が全部見えるとか、ケーキが焦げたとか、今回はパイが上手く行った、上手くいかなかった、全部含めてそれがひとみさんだから、その毎回、完璧にできないところが良さだと思う。上手くやろうとしないでいいんだよ。
だから、俺は色々作ったりしてるけど、これは好きじゃないって言ったら、絶対置かないし、どうゆうのが欲しいのか、何に困ってるのか話し合いたい。
あと正直、レモンポピーシードのパウンドケーキ出したら、美味しすぎて、めっちゃ有名になってしまうんじゃないかとビビってるよ。あれは、本当に衝撃だった。
って。
もーーー、感服いたしました。
やっぱり話し合わないとダメですね。
私は、「ひとみさんのお店だよ」
って言われる度に
「ひとみさんの責任だよ」
それに、
彼は理論的に考えると思ってたので
「ケーキにお金を払っている」と思っていて
「ひとみさんにお金を払ってる」
お店を私の分身だと考える人間ではないと
勝手に思ってたんです。
有難いからこそ、ひとみさんは
ひとみさんのお店を作らないとだよねって。
もう、爆泣きですよ。
で、その後に超久しぶりに
2人で軽くランニングに行ったんだけど
前は私たち、
よくランニングしながらミーティングみたいな事してたんです。
「あれしたい」「あれに困ってる」「こうゆうのはどう?」
とか本当に軽く軽く話して、
お互いの思ってることを吐き出していた。
それがすごく良かったことに気がつきました。
でね、でね、
今週から販売する種類を
グーーっと減らすことに決めました。
疲れすぎない量からやってみるよ。
お客さんが来なくなっちゃうかなって
不安はあるけど
もうちょっと落ち着いてさ
鼻歌歌いながら丁寧に楽しく作りたいので
まぁ、来なかったら仕方ないかって
またその時に考えてみるよ。
合言葉はそうだ
「きっと、上手くいくよ」でしたね。
ちょっと、これでやってみるわ!
次の営業日は8/16(水)10:00〜です。
大好きなキャロットあります!
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